同人誌
【童貞魔法使い×少女】見習い魔法使い君と花の名前
- 登録日:22年09月05日
作品紹介
■あらすじ
女性に縁のないまま大人になった魔法使い君(見習い)が、魔物の脅威から保護した人間の女の子と成り行きで同棲することになるお話です。
身体が復活したばかりで不安定な状態の彼女に魔力を受け渡すため、「魔法使いの体液」を与えることになり…
心優しい童貞魔法使い君が、距離感ゼロ系ゆるふわ女子を相手に何かと翻弄されたり、もだもだしたりします。
魔法使いのお話ですが魔法はそんなに出てきません。ゆるファンタジーな、純愛系ゆるラブコメです。
・作中の「魔法」の扱いは、独自の解釈・定義づけをしています。
諸々違和感を感じたとしてもつっこみご無用にてお願いいたします。
・R18シーンの比率は少なめ、局部描写も柔らかめです。
ストーリーが長いので、えろ重視の方には物足りないと思います。
「一般の漫画に性描写がある」くらいの気持ちで読んでいただくほうがよいと思います。
・精液を魔力に変換する「妊娠する可能性がない中出し」です。
■ストーリー
――恥ずかしながら「女の子に抱き締められる」なんて経験は今この瞬間が人生で初めてのことで
このあまりにも幸福な感触はひとまずさておいて まずは何故こんな状況になったのか経緯の説明と弁解をさせて欲しいと思う
遠い日
街外れの森に魔物が発生して 多くの生命が呪われ取り込まれる災害が起きた
その討伐のために近辺に工房を持つ魔法使いが協力するという非常事態
当時 幼い僕は師匠に連れられその様子を見ていた
その帰り路のこと
森の片隅にひっそりと咲くブルーベルの花を小さく照らす光を見つけた
あの魔物に取り込まれずに済んだ生命の光
その光がとても儚く綺麗だったから 何とか助けたいと思った僕は師匠に相談を持ち掛けた
師匠は少し考えたあと僕に問いかけた
“すでに消滅した魔物に呪われた魂を元の姿に戻す”というのは前例がなく確実な手段が不明なこと
この光が何の生命なのかもわからないこと
師匠もいくらか協力してくれるけど基本は僕が責任を持つこと
「それでも戻したいと思うのか?」と
「少しでも可能性があるのなら助けたいです」
幼い僕はそう即答して 僕はその綺麗な光とともに家路についた
とは言え師匠の言う通り “解呪”と“肉体の再構築”はなかなかうまくいかず
外見の年齢は僕と変わらない位だけど 保護した当時は子供だったのか あまりにも悪気なく無邪気に抱きついてくるので 困る
「し 仕事にならないから 離れて」
「うん…」
本当に困る
僕の家のベッドはこの部屋にひとつだけ
つまり僕の工房(しごとべや)に女の子がずっと居るということ
――僕にとってのブルーベルはずっと友達で相棒で家族のような存在なんだ
友達で相棒で家族なんだけれど
(こんな状況で意識しないとか絶対に無理だよ…!! もう4日もまともに眠れてない ベッドも使えないし)
「! ブルーベル …よかった 気分はどう?」
「ん…? んー…… だいじょうぶ…なんで?」
「…今朝から今までずっと起きなかったから」
「あー…そっかあ…なんかふわふわしてたかも…?」
「………ごめん 君が眠ってる間 断りもなく君にキスをした ごめん」
「…本当にいいの?」
「…うん」
「…その…キスもしていい?」
「ん…きかなくてもいいよ いっぱいして」
■登場人物紹介
・エドワード
主人公。魔法使い(見習い)。
穏やかで何かと不器用。自分の工房で一人暮らしをしている。
・ブルーベル
人間の女の子。
おっとり型で距離感がだいぶ近め。昔の記憶があまりないが、本人はそれほど気にしていない様子。
・師匠
エドワードの師匠にあたる魔法使い。いろんな動物の使い魔の姿でやってくる。
■収録内容
総ページ数100ページ
うち本編87ページ、R18シーンは約20ページ程です。
■クレジット
サークル:青色観測所
作者:中原水芋
サイト配信日:22年09月05日(RJ408101)
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